革太郎のボタン修理
2016.02.18 Thursday
先日革太郎(オイルコードバン)のボタン修理をしました。
3年弱ぐらいのご使用ですが、ものすごいエイジング(経年変化)をしております。
ハギレがもとの色なのでかなりの変色具合です。
綺麗に使っていただいているのもありますが、さすがコードバンなので長年の使用でもシワがはいりません。
また糸の締まり具合の良い美しいステッチにより、糸の切れなども無くほっとしております。
これは恐らくですが、ヌメ系の硬い革の場合、やわらかいクロム革に比べると摩擦などにより糸が切れやすいと思われます。
もし糸切れなどがあって気になるようでしたら、縫った穴と同じ所を縫う事も可能です。
今回はホックが若干甘くなったとのことですので、交換いたしました。
革は丈夫ですが、どうしても金具が先にヘタリます。
このお財布はすぐにホックが交換出来るように作っていますので、あかんなと思ったら交換いたしますのでご連絡を
今回はせっかくなので、お客様とのやり取りの末、リザード革で金具を包んでみました。
エイジング後の革と相まっていい感じではないでしょうか。
このような感じでロマステ商品はお修理&カスタムも可能ですので、ご安心ください。
エイジングといえば次男も成長しております。
だいぶ肥えてきて、頭からとんがりコーンの匂いがしてくるようになりました。