明けましておめでとうございます。

2019.01.04 Friday

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    今年もよろしくお願いします。
    今年は本格的にロマステとして活動を始めてから10年目となります。
    こうして続けてこられたのもお買い上げいただきました皆様はもちろんですが、仕事やプライベートで関わった多くの方や仲間たち
    素材である革を届けていただけるタンナーさんや問屋さんなど感謝すべき方々のおかげで何とかやってこれました。

    作る革製品もかなりの数を製作し自信にもつながりました。
    これからもより良いものづくりを心掛けていきたいと思います。


    と考えていましたが
    先日故郷に帰省した友人が私の古い友人と飲んだ際にとある写真を見せられ、私のところにその写真を転送してきました。
    ご覧ください。






    これはその友人に高校生の時に宛てた年賀状です。
    お年玉ハガキを袋とじにし、その間に私自身のサイン入り生写真を同封するという狂気的な内容の年賀状でした。

    写真は見づらいですが、誰もいない広いグラウンドで私が一人ベージュ色の短パンを履きハイキックをしているという内容です。

    私はこの年賀状を完全に失念しており、最初悪質なCGかと思いましたが、このサインは今でも描けるので間違いなく私が描いたものだと思います。
    またこの袋とじの裏にお正月ギャグという謎のメッセージも記されていましたが、現代アートのような内容でよくわからないので割愛させていただきます。

    私はこれを見て忘れかけてたSomethingを思い出しました。
    ロマンスステーションの活動を初める前から革製品を作ってきましたが、当初と作っているものがかなり変わってきました。

    これはやはり対面販売で得た多くの方のご意見や販売するターゲットや市場、またブランドの方向性などを考慮した結果だと思います。
    私がロマステ黎明期に製作した100%これはとんでもないものを作った天才かと思ったものは、だいたい売れませんでした。

    ここまで続けてこられたのはいい感じに大衆に迎合しながらも程良いオリジナルな表現を模索してきたからだと思います。

    10年目として思う事はこの考え方は間違ってはいなかったと言うことです。
    ロマンスステーションは今後も多くの方に気に入っていただけるものづくりを目指していきます。


    ただ何か物足りなさを感じるのも事実で、あの年賀状のような狂気的な作品も作りたいと感じています。
    この節目のタイミングでこの写真に出会えたことは、
    今の自分の殻(袋とじ)を破れというメッセージのように感じざるを得ません。

    今年は人生の折り返し地点の年齢でもありますので何かひとつ、ものづくり人生に爪痕を残す作品を作りたいと思います。
    発想やデザインが私の生きてきた人生から作られる私が一番満足する作品を作ってみたいです。

    おとな旅あるき旅

    2013.09.12 Thursday

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      いつもお世話になっているテレビ大阪さんにて18時30分から放送されている


      おとな旅あるき旅


      にてロマンス製品を取り扱っていただいているTREE BELLさんが取材されました。

      放送は9月14日(土)でございます。

      ロマンス製品とも軽く絡んで頂けたようですので、ロマンスファンクラブの方はぜひご覧ください。


      今回は神戸特集のようですので、ぜひ神戸の魅力をお伝えできればと思います。


      番組を最後まで見ると、良いお知らせがあるかもしれません。
      無かったらすみません。


      また商品が気になった方はTREE BELLさんにぜひお越しくださいませ。








      息子の持ち物も、気づけばイカリかボーダーの柄を選んでいるようです。

      今のところ神戸っぽく育っています。







       

      ロマンスについての考察2

      2009.08.12 Wednesday

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        お盆も前という事で、ロマンスについての考察をしてみたいと思います。

        今回は私の家にあるもので、ロマンス度の高いものをご紹介したいと思います。

        こちらです。




        ニューファミコン




        ニューファミコンです。なついです。

        本来のファミコンより若干衝撃に強いですが、接触が悪い時は「フーッ」と息を吹きかけないと直らない機能はついています。

        実は私はちっちゃい頃ファミコンが得意でした。
        小学1年生の頃、近所のジャスコでファミコン大会が開催された際には、見事優勝となるほどでした。

        ちなみにカセットは「ゲゲゲの鬼太朗」で10分間の得点勝負でした。
        私が小さいのでお店の方がハンデとして得点をくれていましたが、そんなものは無くても、いや逆に参加者全員にハンデを与えたとしてもぶっちぎりの勝利でした。
        周りからは「神童」という言葉さえ聞こえてきました。

        それもそのはず私はかねてから学校から帰るとランドセルを背負ったままプレイするという今でこそ普及した加圧トレーニングを行っていました。
        どんなプレッシャーにも耐えられる体と心を作り上げていました。

        私はプロという言葉を意識しはじめましたが、やりすぎでおかんにファミコンをたびたび隠されたり、とある出来事がきっかけで第一線を去りました。


        話がそれましたが、私のファミコンに対する熱意が伝わったと思います。

        このニューファミコンは私が大学生の頃に当時を思い出し購入しました。
        十数年の時を経て、テレビゲームは進化を続けています。
        最近のゲームは映画を見るようで内容も多岐に渡っています。

        ファミコンと比べると完成度は雲泥の差があると思います。
        しかし当時のファミコンの素朴さを求める人も多く結構な値段で神戸の高架下などで取引されています。


        こちらをご覧いただきたい。



        秋岡






        秋岡!!


        誰か知りません

        恐らくどこかのショップで購入したものだと思います。
        この名前がついたものでさえ高値で売れるという事実

        この行為は正当な経年変化であるとする日本の文化に私達は誇りを持って良いと思います。

        ファミコンも革と同じようにエイジングするのです。



        またこちらの衝撃の画像をご覧頂きたい。
















        !!








        !!!










        グラディウス&グーニーズ



        こちらは裸カセットです。
        恐らく外部のプラスチックの部分が割れるなどしてこの体躯となったのでしょう。
        ちなみに中身は名作グーニーズとグラディウスです。
        差込みずらいことを除けばちゃんとプレイできます。

        こんなにまでされて高値で取引される日本のもったいない文化は世界に誇るべきです。
        またこれを売っているのもさすがの高架下でしょう。



        今回ロマンスの考察で見えてきたものは「懐古・追憶」いわゆるノスタルジーでしょうか。

        人間はいろんな感情を持っています。

        喜び、悲しみ、怒り‥

        そんな中で「懐かしい」という感情が私は好きです。
        過去の自分と現在の自分、二人まとめて幸福になれるような気がします。

        忘れかけてたSomethingがふいに顔をのぞかせる瞬間を大事にしたいと思います。


        最後にみなさんにも幸せをおすそ分けしたいとおもいます。
        残念ですが恐らく20代後半から30代後半までの男子限定っぽいです。
        私の予想では7割の方に「なつかしなー」言わす自信があります。

        それではご覧頂きたい。


















        !!











        !!!










        フィールドコンバット


        なつかしなー

        ロマンスステーション

        2009.07.07 Tuesday

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          オーダーを頂いてお作りしました。
          今回はちょっと特別です。

          というのもオーダーされた方がW氏だからです。

          実はロマンスステーションという名はもともとこのW氏が経営していた喫茶店からの由来です。
          海沿いの敷地に汽車の客車両を設置し、その中でドリンク・軽食が頂けるといういかにもロマンスなステーションだったようです。
          ちなみに私は行ったことはありません。

          私が昔、携帯電話の電波調査というマニアックな仕事をしていた頃、そこで一緒に仕事をしていたのがW氏です。
          その頃にはすでに喫茶ロマンスステーションはありませんでした。

          そこで共に何年か仕事をしました。
          このW氏という人物は、私とは親子ほど年が離れています。
          いつもしょーもない話しかしない人ですが、一度だけいい事を言ってくれました。

          当時私は趣味でレザークラフトをしていました。
          材料を買いに行った神戸でたまたまバッグ教室の先生と知り合いになりました。
          何度か会っているうちに「本格的にバッグ作りたいんやったら神戸にでておいで」的な事を言われました。

          始めは趣味程度にしか思っていなかった事が、日増しに本気でやりたいと思うようになっていきました。
          そしてついに仕事を辞めてとりあえず神戸に出て行く決心をしました。
          会社の人はみな「無理や」「やめとき」などと言っていましたが、唯一W氏は行った方がいいと言ってくれました。

          聞けばW氏は昔若かりし頃、プロゴルフの育成選手のようなものに誘われていたようです。
          しかし現実の安定した生活と比べた結果その夢はあきらめたそうです。

          「しかしワシはいまでもその頃のロマンスを見る事がある、あの時本気でやっていればどうなったか・・・とかな」

          そして私にこう言ってくれました。
          「やりたい時にやりたいことせんかったらそれなりの人生やで」と

          私はその時「そんなもんですかね」と言いながら、もし自分で作った物を売るときはロマンスステーションと名乗り、夢の続きを見てみようと思いました。
          人から人へ ロマンスは引き継がれます。
          いろんな物や出来事に形はかわれども、ロマンスの連鎖です。




          そんなW氏からのオーダーです。
          どうやら話を聞くとプレゼントのようです。

          「1に」と
          どうやらホステスさんへの誕生日プレゼントらしいです。

          私がやめといた方がいいのではないか的な事を言うと

          「ビジネスラブということは分かっている。もう終わりにしようと思う。
          しかし最後にプレゼントを渡したい、最高のプレゼントを」

          去年も私は同じ事を言われ、ポーチを作った記憶がややあります。

          「1の誕生日には何万円もの花束や何十万円もの時計等、数々の品がプレゼントされる。
          しかしそんな中、ワシは金で買えない物を渡したい」

          ホステスさんは中国の方で、娘さんが一人いるということらしく、二人で話しあった結果、娘さんへのプレゼントを渡すということになりました。
          こういう姑息な作戦は大好きです。

          そして完成しました。
          ごらん頂きたい。













          パンダ







          中国=パンダ












          内装







          口はプニプニ設計












          アップ









          結構な作りこみ









          先日発送しました。
          聞くとその方の誕生日は7月の中旬なのに先に渡したいということでした。

          理由は、七夕の日は奇跡が起きそうだからだそうです。


          いつまでもロマンスを持ち続けてください。
          今日はひとつ奇跡が起こりそうな気がします。

          ロマンスについての考察

          2009.06.16 Tuesday

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            私はけっこうロマンスという言葉を使用します。
            意味的には広義に使えるので大変便利です。

            たまに「ロマンスってどういう意味ですか?」と聞かれる正直めんどくさい方がいらっしゃいます。
            私はその度にかっこよい事を言おうとしますが、あまりうまく伝わらないままグダグダになるというパターンが多々見られます。

            なぜなら私自身よく意味がわからないからです。
            探し求めることがロマンスであるとも思いますが、答えになっていないとも思います。

            そこで私は今後ロマンスについて考えていこうと思います。
            言葉ではなくこういう物がロマンスだと見せることで上手く伝わるのではないかと思います。

            今回は私の本棚からロマンスを感じさせる本を選びました。

            それではご覧頂きたい。









            ロマンス



            わたせせいぞう作品集です。
            恐らく絵はどこかで見たことがあると思いますが、読んだ事がない方もいらっしゃると思いますので簡単に説明しますと、せつない男女の恋愛模様を描いたマンガです。
            どれだけクサいセリフを言えるかを競うようなマンガです。
            また配色もとても綺麗です。

            私は現在3冊所蔵していますが、題名からして「ふたりだけのSeason」などと普段の生活ではなかなか使わない言葉です。

            私の一番の読みどころは、あとがきです。
            作品自体も非常におもしろいですが、あとがきが大変楽しめます。

            喫茶店がまだコーヒーハウスと呼ばれていた時代の作品です。
            恐らく私がロマンスと感じる部分は自分が体験したことのない世界への憧れといえると思います。

            今回の考察でロマンスは憧れという要因を含むと考えられます。
            私の思うロマンスについて少し伝えられたのではないかと思います。
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